2008年03月31日
90才の最高齢で「人間国宝」になった「貞バアちゃん」その2

きょうはまず、貞バアちゃんの紹介をしましょう。
「貞バアちゃん」本名「与那嶺 貞(よなみねさだ)」さんは、
沖縄県読谷村(よみたにそん)高志保で「読谷山花織(ゆんたんざはなうい)」
と言う、途絶えてしまった織物を復元し、
平成11年90歳の時、何と「人間国宝」に指定されましたが、
平成15年他界されてしまいました。
沖縄の工芸に、いえ、日本の染色工芸に大変な貢献をされた方なのです。
そんなすごい方だと、勉強不足でよく分からないまま会いに行った私を、
快く受け入れてくれたのでした。
その後「人間国宝」になりビックリするわけです。
ところで、話をこの前の「ウチナンチュウ」「ヤマトンチュウ」「内地」
を聞いて???話に戻しましょう。
よく貞バアちゃんの言っていた。「ウチナンチュウ」は、沖縄の人のことで
「ヤマトンチュウ」とは、大和(やまと)の人と言う事だったのです。
私たちからすれば、沖縄県なのですが、沖縄の人からみれば、
沖縄県以外のうみの彼方の国は、大和の国の人なのです。
その言葉を聞くたびにここは琉球王国(りゅうきゅうおうこく)なんだと
私は、実感するようになってきました。
そして気がつくと、私も貞バアちゃんと話しているうちに「内地からきたよ」
「内地はね」と言っている自分がいました。何か自然なのです。
そう私は、「ヤマトンチュウ」しかし顔は、見ての通り「ウチナンチュウ」なのです・・・?
つづく
あぜくら勝人
Posted by あぜくら at 23:46│Comments(0)
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