2010年08月16日
お母様が織られた思い出のお着物

あぜくら二代目 茜です。
本日は先勝(^-^)
午前中にご納品へ伺ったお客様のお宅で
とっても素敵なものを見せていただきました。
それは、縞や格子の綿織物で作られたオシャレなお座布団(*´∀`*)
お客様のお母様は生前、織物をされていたそうで
その、お母様の織られた布を大切にとっておいて
綿をいれ、お座布団にされたんだそうですo(^-^)o
わたしが呉服の世界に入るきっかけとなった織物。。
細い糸を布にしていくことって、
嬉しい時も、悲しいときも、
トントン、カランカラン
織る人の気持ちや思い出も、一緒に織り込んでいるんだと思うんです。
たとえもう、会えなくても
この織物の中に、お母様がその時を過ごした証が、、
思い出がいっぱいつまっているんですね(^-^)
「織物は時を遺す」
人の手が作り出す温もりは、何にもかえがたい、かけがえのないものです。
大切なものを見せていただいて、本当にありがとうございましたo(^-^)o
Posted by あぜくら at 17:52│Comments(0)
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