2012年02月25日
雪ふる幻想的な街‥芽生える日本の色
愛染倉、こだわり担当のみゆきです。
米沢は昔より織り物が盛んで、今回は雪灯篭祭りに合わせて、米沢で開かれた作品展に行かせて頂きました。
その中でも、社長と長いお付き合いの、五代目 諏訪好風先生の工房にお伺いしました。
工房を案内してくださった諏訪先生は沢山並ぶ藍瓶を眺めながら、
お酒を飲ませたり、ご飯を上げたりするだけでなく、冬は寒すぎないように暖めたりと「毎日、藍と語り合うのが大切なんだよ」と話されたり
紅花は「寒染め」と言ってこれからの最も寒い時期の深夜に染め上げると、より良い色になるんだよ…などなど
さまざまな色の話し、それから昨年の震災の話しなど、先生の奥様手作りのおつけものをいただきながらお話しは、時間のたつのも忘れてしまうようでした。
草木の色の生まれ方にも神秘な世界があるから、生まれた色も化学染料に無い味わい深い色が生まれるのかなぁ‥と思う米沢の旅でした。
Posted by あぜくら at 16:58│Comments(0)
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