2014年02月28日
越後上布 雪ざらし\(^o^)/




こんあシミも雪ざらしできれいに!
あぜくら二代目 茜です。
先日、越後にて雪ざらしを見せていただきました。
この日は雪が降ってしまいましたが、(氷点下でした〜(^◇^;)寒かった〜)
本来は、よく晴れた日の日中、
織りあがった反物をまっさらで平らな雪の上に広げることで、
製作途中についたのりや汚れなどが綺麗にとれるという、
越後上布には欠かせない重要な工程だそうです。
醤油のシミなども綺麗になるというのでびっくり!
原理は、太陽の熱によって雪が溶けて水蒸気になるときに、
殺菌・漂白作用のある「オゾン」が発生し、繊維が漂白されるのだそう。
すごい‼︎シミがとれるなんて!
…私も雪にダイブしようかしら、、。
顔を雪にうずめたい衝動に駆られるわたしの心を見透かしてか、
「植物の繊維しかダメですよ。」
と職人さんの一言。
植物性の麻はキレイになるけれど、動物性の絹は白くならないんですって!
(わたしのホッペも動物性σ^_^;)
それにしても、先人の知恵は本当にすごい‼︎
自然の力を繊維いっぱいに満たして…。
雪の中の越後上布は、生き生きと強く、輝いて見えました(*^^*)