2015年04月18日

絞りの最高峰…日本の伝統と技術を…①


愛染倉こだわり担当のみゆきです。

名古屋の有松で、最も格式ある『竹田嘉兵衛商店』に行って来ました。

江戸時代有松は新たに町作りをしましたが、農業に適した土地柄でなく貧しい所でした。

そこで竹田嘉兵衛商店の祖・『竹田庄九郎』は、「何か特色ある産業をと…」考え

名古屋城の築城に来ていた、「九州豊後」の人が待っていた手拭いを見て「これだ‼」と思い

工夫に工夫を重ねて、絞りの手拭いを作り初めたのが、有松絞りの始まりだそうです。

有松絞りの歴史は407年、竹田嘉兵衛商店の建物は1度火災にあった為(それでも)280年の歴史があります。

重厚な外観、赴きある庭もさることながら…窓ガラスの1枚1枚が、今ではなかなか見ることもない、「手作り」のガラス…歴史の重さを感じます。

そして、葛飾北斎や安藤広重の浮世絵にも、『竹田嘉兵衛商店』は描かれているのです。

②へ続く…


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